【インド】通院・待ち時間の短縮、予防医学まで/活用が進む医療アプリ
全国の患者と医師をつなぐ医療アプリやデバイスの活用事例が増えている。インドで2015年にローンチされた「Visit Health」は、3万5,000人の医師、1,200の診療所、4つの保険会社が加盟しており、70都市の約50万人が登録している。
アプリのインストールは無料。医師との会話やチャットは10分まで無料。そのほか、診断テスト、バイタル、身体活動、食事、バロメーターの監視、ダイエットや健康面の指導など予防医学機能も追加されており、フィットネス目的でも多くの人が利用している。また、医師や医療機関向けのスマートデバイスも発表され、病気で長期間苦しむ患者に、個別の治療提供が可能となったほか、医薬品の保管、データ管理や連絡、薬品の宅配サービスなども提供されている。
本記事はTNCライフスタイル・リサーチャー(http://lifestyle.tenace.co.jp/ )とインテージのグローバル・リサーチャーの共同執筆記事です。
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TNCアジアトレンドラボ
株式会社TNCが運営する、アジアのトレンドを研究・発信する情報機関。現地の生活者の暮らしや生活習慣に根ざしたトレンドからインサイトを見出し、企業のマーケティング活動の支援を行っています。
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インテージ
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- 2020/05/06
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