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統計データから見る中国~住編~

調査時期
2023年3月
ページ数
36
リサーチ実施会社
株式会社インテージ
レポート価格
Free
対象国
  • ChinaChina

内容

「統計データから見る」レポートシリーズは各国の政府機構が公開する生活者関連の基礎データ(食、住、モビリティなど)を取りまとめたレポートです。「中国・住編」では、中国の公開データを用いて、中国の住の消費の概況と地域別特徴についてご紹介します。

サマリ

1. 世帯構成
①世帯数全体が増加していると同時に、「城鎮化」進み、2020年は都市人口が農村人口を上回っている。
②平均世帯人数が日本より多い。一方、単独世帯は全体の約1/4で、1世代の割合が約半数。
③全体的には、沿岸部に行けば行くほど家庭の規模が小さくなり、単独世帯の割合も高くなる傾向。


2. 住宅保有状況
①中国は戸籍制度があり、戸籍取得にめぐる各地の政策が人口の流動にも関係する。
②不動産バブル、大都市の人口問題や農村との格差問題を背景に、当局は複数の政策を推進している。
③不動産価格が高騰し、居住支出が占める割合も高い。
④1戸当たり住宅面積が少しずつ増加していると同時に、住宅空間を広々と使用することが好む傾向。
⑤「多層住宅」が過半数で、多くが鉄骨・鉄筋コンクリート構造。
⑥中国は日本と建設ラッシュの時期にタイムラグがあり、購入時に新築を好む。


3. 耐久財カテゴリ別保有状況
①中国の都市部の家庭では洗濯機、冷蔵庫、エアコンなど基礎的な生活家電は一通りそろっている。
②電子レンジが2021年に0.6台/戸のみ。デリバリの普及による電子レンジの需要減少が一因の可能性が大きい。
③モビリティでは、直近数年横ばいの日本と比較して、中国は自動車保有量が年々増加傾向。
④電動バイクは安く入手可能で、保有量がバイクの3倍強。
⑤スマートフォンをはじめとする携帯電話の平均保有量が多く、どの省も日本を上回っている。
⑥一方、一部の機能がスマートフォンに代替されているため、パソコンやカメラの平均保有量が減少傾向。

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