【アメリカ】デルタ航空が採用するパーソナライズディスプレイ
2020年1月に開催された世界最大規模のテクノロジーの見本市CES2020、今年も様々な新技術や製品が発表されたが、異業種である航空業界として参加したデルタ航空に関心が集まった。目玉となったのは、米スタートアップ「Misapplied Sciences」の開発したパラレルリアリティディスプレイを使った電光掲示板。これは、1つのディスプレイが複数のユーザーに対してそれぞれ個別にカスタマイズされた内容を表示することが出来る。搭乗券記載のコードをディスプレイ専用のスキャナーに読み込ませると顧客一人一人にあった情報(フライト情報やゲートの時間・言語など)をその顧客にのみ閲覧できるように表示する。チェックイン後の乱雑な電光掲示板から自分のフライト情報やゲート番号を探し出す必要がなくなるのは嬉しいもの。2020年中にデトロイト空港でテストを始めるとしている。
本記事はTNCライフスタイル・リサーチャー(http://lifestyle.tenace.co.jp/ )とインテージのグローバル・リサーチャーの共同執筆記事です。
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- 2020/03/08
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