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<Data Joke>【日本】英語と給与

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みなさんはビジネス英語と日常英語と聞くとどちらのほうが難しいと感じるのだろうか。一般的にはビジネスレベルと答えた方のほうが英語レベルが高いと求人情報的にはなっているような気がする(そんなことない?)。そして個人的に15年英語圏で暮らしていて思うのは、「日常会話って難しい」である。仕事の会話はそもそもそのジャンルに詳しいのでなんとでもなる、というかそもそも職業柄横文字も多くて日本語を話していてもペネトレーション(?)とか言ったりるする(ひどい)。

一方、日常会話で「あなた何座?」とかって聞かれたりすると、何座って、牡牛座だけど、牡牛座って何?みたいなちょっと変な疑問が湧いたりする。シンプルに単語がわからないことが多いのです。でもお金を稼ぐにはビジネスレベルでないといけないとは。。。

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参考 : Daijob.com (2022), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001275.000005089.html

でも英語を話せるとどれだけ儲かるの?っていう下世話な疑問は実は結構なトピックらしく、いろいろな切り口の調査を発見しました。
求人検索エンジン「スタンバイ」調べ(2019)*によると、パート・アルバイトの求人で英語が必須要件であるかどうかで時給の中央値(ぴったり真ん中にいる人の給与)が1.3倍になるとのこと。ほう。悪くないですね。でも仕事の大変さも1.3倍になったりするか。。。?


上のグラフはDaijob.com(2022)調べによるもので英語のレベル別に正社員の給与がどうなるかを示したもののようです。なんかちょっと不思議なグラフではありますが、ざっくりいうと年齢が上がるにつれて英語ができることが給与に跳ね返る度合いが大きい(?)、特になぜだか男性の場合はTOEICでいうと735点以上ないとあまり意味はなさそう。ちなみにこの調査ではTOEIC735点以上をビジネス会話レベル以上と定義しているようです。


個人的にはオーストラリアに留学する際に留学エージェントに大学院に行くにはTOEICで例えると何点くらい必要なのですか?という今から考えるとなんとも言えない質問に対して、満点じゃないと無理じゃないですかと笑顔で答えられ、遠い目になったことを思い出します。(当時のスコア550点くらい)。あぁ、話せるようになってよかった。


*上記文章は実データを使ってはいますが、ほぼ想像のフィクションです

    参考 : Stanby (2019), https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000056.000034075.html


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    執筆者プロフィール
    Jun Hasegawa

    長年シンガポールに駐在しており、現在東京勤務中
    文章にデータを使っているが、冗談中心。
    Just want to use data not only for logical view but for some fun!

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    編集者プロフィール
    株式会社インテージ

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