【インドネシア】環境に配慮した「TOKO ZERO WASTE」が都市部を中心に増加
「ゼロプラスチック」を推進・実践する店舗が都市部を中心に増加している。2019年にジャカルタにオープンしたThe Bulkstore & Co,は、木の棚にコーヒーや豆、スパイスやドライフルーツの入ったガラス瓶の並ぶ、環境にやさしい「TOKO ZERO WASTE」として注目を集めている。(TOKOはインドネシア語で「商店」で、TOKO ZERO WASTEは「ゴミを出さないお店」という意味である。)買い物客は容器やエコバッグを持参するか、店内で販売しているガラス瓶や芋の木であるキャッサバからできた燃やせる紙袋を利用する。
店内商品のラインナップもナチュラルなものを取り揃え、オーガニック・スクラブソルトのようなコスメからインドコンブチャやチアシードといったスーパーフードに至るまで、環境への配慮を徹底している。同店以外にも、オンラインショップでもTOKO ZERO WASTEは増加しており、シリコン生理用カップや布ナプキン等、オンラインならではの商品も人気である。
海洋プラスチックゴミを削減する政策によって都市部の若者を中心に環境意識が高まる
本記事はTNCライフスタイル・リサーチャー(http://lifestyle.tenace.co.jp/ )とインテージのグローバル・リサーチャーの共同執筆記事です。
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TNCアジアトレンドラボ
株式会社TNCが運営する、アジアのトレンドを研究・発信する情報機関。現地の生活者の暮らしや生活習慣に根ざしたトレンドからインサイトを見出し、企業のマーケティング活動の支援を行っています。
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インテージ
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- 2019/10/28
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