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【タイ】塩漬け卵「カイケム」フレーバーのスナック&フードが続々/シンガポール発「IRVINS」も上陸

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「カイケム」フレーバーのスナック続々タイ人のソウルフード「MAMA」も展開

塩漬け卵の黄身味のスナックが次々と登場し、注目を集めている。塩漬け卵はタイ語で「カイケム」と呼ばれ、タイ料理の調味やお粥のトッピングに用いられる定番の食材。その黄身の濃厚な風味を、甘いスイーツにかけ合わたブームはこれまでも見られたが、最近ではカイケム味のスナックが増えている。
タイで人気のポテトチップス「Lay’s」のカイケム味(30バーツ/約90円)のほか、中国人観光客にも人気の海苔スナック「タオケーノーイ」にもカイケム味(小39バーツ/約120円、大160バーツ/約480円)が登場。韓国式フライドチキンの「ボンチョン・チキン」でもカイケム味のフライドチキン(130バーツ/約390円)やフライドポテト(120バーツ/約360円)が出ている。

さらに2018年12月には、タイ人のソウルフード、インスタント麺の「MAMA」から、カイケム味焼きそば(15バーツ/約45円)が新発売。慣れ親しんだ味にカイケムのこってりとした風味が絡みつき病みつきになる模様。いずれの商品もカイケムブームの中、ぜひ食べてみたいと探し求める人やネット上ではレビューが続出した。

シンガポール発「IRVINS」がバンコク上陸今後もカイケムフレーバーは広がる見込み

シンガポール発の「IRVINS」の塩漬け卵の黄身味のポテトチップスやフィッシュスキンは、既に知らない人はいないと言われるほどタイでも人気のシンガポール土産となっている。フィッシュスキンも塩漬け卵もタイ人にとっては馴染み深い食材で、IRVINSは食べ始めたら止まらないと人気を集めている。
IRVINSの人気を背景に、タイ国内でもカイケムがブームに。スナックやインスタント麺が次々に登場したと見られる。特にカイケム味のマーマーは、タイ人も納得の辛さが特徴。

IRVINSは2019年2月タイにも上陸。バンコク都内のデパート「セントラルワールド」に小さな店舗をオープン。小さいパックで210バーツ(約630円)で販売中だ。

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本記事はTNCライフスタイル・リサーチャー(http://lifestyle.tenace.co.jp/ )とインテージのグローバル・リサーチャーの共同執筆記事です。


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