【インドネシア】自宅でストリートフードを/家庭用「エッグソーセージ」マシーンが人気
ソーセージを卵でくるんだ軽食「エッグソーセージ」は、昔ながらのストリートフードで、幅広い年代に人気がある。屋台で販売されていたが、自宅でも90ワット程度の低電力で簡単に作れるマシーンが登場。You tubeやSNSでの拡散もあって、人気が高まっている。いくつかの小売メーカーから販売されているが、オンラインショップでは、Q2というメーカーのマシーンがよく売れている。小型家電の中では異例の1,300個を売り上げているショップもあるほどだ。
子どもでも安全に作ることができる低電力で安全なところが魅力
学校の前などで子ども用に販売されていた「エッグソーセージ」は、ソーセージが細く、食べ盛りの子どもたちにとって少々物足りないボリュームであった。しかし、家庭でも簡単に作れるマシーンが発売されたことで、子どものおやつ用にと購入する人が増えた。近年オンラインショッピングを利用する人が増えたこと、また、1,000円程度という安価で、購入しやすいこともインドネシア中に人気が広まっていった理由であるといえよう。卵とソーセージがあれば作ることができ、子どもでも安全につくることができる点も魅力だ。
本記事はTNCライフスタイル・リサーチャー(http://lifestyle.tenace.co.jp/ )とインテージのグローバル・リサーチャーの共同執筆記事です。
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TNCアジアトレンドラボ
株式会社TNCが運営する、アジアのトレンドを研究・発信する情報機関。現地の生活者の暮らしや生活習慣に根ざしたトレンドからインサイトを見出し、企業のマーケティング活動の支援を行っています。
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インテージ
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- 2020/02/07
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