内容
インドの食生活は、伝統的な家庭料理をベースにしながらも、デリバリー習慣の定着、共働き世帯の増加、健康意識の高まり、外国料理への接触機会の拡大によって変化している。特に都市部の若年層・ミレニアル層では、自炊だけではなく、中食・外食・RTC/RTE食品を組み合わせる生活スタイルが広がっている。
本レポートでは、デリー、ムンバイ、バンガロール、コルカタの4都市に住む20〜40歳の有職者16名を対象にした7日間のフードダイアリーとオンライン個別インタビューから、インド食品市場のチャンスを読み解く。
サマリ
注目したい変化の一つが、食事回数の多さだ。インドでは1日3〜5回食べる習慣があり、特に17〜19時の「夕方スナック」は重要な消費シーンとなっている。サモサ、パコラ、チャート、パニプリ、インスタント麺、ジャンクフードなどが日常的に食べられており、食品ブランドにとって接点の多い市場と言える。
また、健康意識の高まりも見逃せない。ベジタリアン人口の多さから、たんぱく質不足が課題となる中、プロテイン含有量やカロリーを意識する消費者が増加。デリバリーアプリでも、プロテイン量やカロリー表示が目立つようになっている。飲料では、No added sugarやZero sugarを訴求する商品、健康的な飲料としての緑茶にも関心が広がっている。
さらに、外国料理の受容も進んでいる。インド中華やピザ、バーガーに加え、韓国料理や日本食の存在感が高まっている。日本食は「ヘルシー」「軽い」「洗練された」「SNS映えする」料理として、富裕層や若年層を中心に人気が拡大している。
調査概要
調査手法:フードダイアリーへの記入(7日分) + オンライン個別インタビュー(60分)
調査対象者: 収入の高い20~40歳の有職男女
調査対象地域:デリー、ムンバイ、バンガロール、コルカタ
レポート詳細
調査時期:2026年6月
ページ数:33ページ
レポート価格:Free
対象国:インド
レポート言語:日本語・英語





