インドのEV車市場(四輪車):どのような認識がされ、どのような機能が好まれているか?
- 発行時期
- 2021年7月 - 7月
- ページ数
- 23
- リサーチ実施会社
- Intage India
- レポート価格
- Free
- 対象国
-
India
内容
インドでは、EV(電気自動車)へのシフトが認識されつつあるものの、実際に幅広いユーザーから購入されるにはまだ至っていない。本レポートでは、自動車ユーザーへのアンケート調査をもとに、EV車普及のカギとなるドライバーや、購入阻害要因となっているものをまとめている。
サマリ
EV車(電気自動車)へのシフトの準備ができていると回答した人の割合は75%であるものの、具体的にEV車の将来購入を検討しているのは15%に留まる。
購入検討のドライバーとなっているとしては、
・EV車に対する認知の向上
・OEMブランドから様々なEV車が発売されていること
・路上でEV車を目にすることが多くなったこと
などがあるが、一方で購入検討を妨げている要因としては、
・EV車専用のバッテリー充電設備の不十分さ
・バッテリーの寿命や品質に関する知識の不足
・充電一回での航続距離の短さ
などがあげられた。
望まれているEV車の機能は男女でやや異なり、以下のような結果になった。
男性
・リモート車両運転/タイヤ空気圧監視システム/ブレーキホールド付き電動パーキングブレーキ
女性
・プレミアムサウンドシステム/360度全方位カメラ/ブレーキホールド付き電動パーキングブレーキ
調査概要
*調査手法:オンライン調査
*調査対象者:
・18-45歳の男女
・SEC A
・4輪車保有者
・インド全土
- 自動車/モビリティ
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