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統計データから見る中国~食編~

発行時期
2023年1月
ページ数
32
リサーチ実施会社
株式会社インテージ
レポート価格
Free
対象国
  • ChinaChina

内容

「統計データから見る」レポートシリーズは各国の政府機構が公開する生活者関連の基礎データ(食、住、モビリティなど)を取りまとめたレポートです。「中国・食編」では、中国の公開データを用いて、中国の食の消費の概況と地域別特徴についてご紹介します。

サマリ

1. 所得と支出
直近5年間、中国全国居住人口の所得も支出も上昇傾向。一方で、都市部と農村部は格差が大きい。都市部の支出のうち、食料支出が3割近くで最も多い。それに、年々増加している傾向。


2. 食事構成と栄養摂取
平均身長と体重は増加している反面、過体重率と肥満率も上昇して、健康課題が顕在化。食事のバランスに課題があり、炭水化物やナトリウムが過剰な一方、果物と野菜の摂取が不足。


3. カテゴリ別1人当たり消費量
①日本と比較して、中国の食生活は穀物中心で、青果の消費も日本より多い。
②豚肉は肉類の主流だが近年減少傾向。牛肉が微増しているものの、まだ日本ほどではない。
③水産品、たまごと乳・乳製品の消費量も増加しているが、日本と比べてまだ少ない。
④エネルギー源となる食用油と砂糖の消費量は近年横ばい。


4. 食の消費の地域別特徴
①1人当たりGDPは主食の消費量と負の相関で、乳・乳製品の消費量と正の相関がみられる。
②青果、水産品とたまごの消費量は産地と関係する可能性がある。
③肉の消費量には地理的要因や民族的要因が強くみられる。
④食用油と砂糖の消費量には気候や地域の農作物の特性が影響している傾向がある。

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