【シンガポール】シニアに向けた無糖ドリンク割引を開始/健康と地域コミュニティ参加を同時に促進
- 公開日:2019/08/09
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糖尿病患者を減らすために無糖ドリンクを習慣化させることが目的
シンガポールのローカル系コーヒーショップでは、コーヒーや紅茶はコンデンスミルクや砂糖が入っている甘いものが一般的である。しかし、近年、糖尿病患者とその予備軍が急増していることもあり、無糖の飲み物をできるだけ飲むことを政府一丸となって推奨している。そこで、割引対象を無糖のコピオコソンとテオコソンに限定することにより、より多くのシニア世代に無糖ドリンクを飲むことを習慣にしてもらうという狙いがある。また、日本と同様に少子高齢化が急速に進む当地では、地域のコミュ二ティーの一つである地元のコーヒーショップに気軽に足を運び、集ってもらうことにより、シニア層がより活発に、充実した生活を営むことにつながると期待されている。-
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TNCアジアトレンドラボ
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