【インドネシア】海外コスメは委託で入手/ショッピングアプリ「Jastip」が人気
- 公開日:2020/03/19
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あらかじめ売られているものではなく欲しい商品をリクエスト
インドネシアの若い女性が利用するアプリ「Jastip(Jasa-titip)」は、アプリ内で販売されているものを購入するのではなく、欲しいものを出品者に購入してきてもらうという仕組みで人気を得ている。国内では店舗数の限られているIKEAやInformaの雑貨、外国商品では、日本や韓国のコスメやファッション雑貨、衣類や食べ物が人気だ。価格は依頼者と出品者で交渉できるが、10%~30%程度のマージンをのせる出品者もおり、依頼したものの、交渉が決裂する場合もある。Amazonなどオンラインショッピングを利用すると、外国商品を購入した際に税金がかかる可能性もあるが、「Jastip」を使えば、ハンドキャリー扱いとなるため税金の心配がない。出品者は小遣い稼ぎからビジネスまでさまざまだが、売主と買主両方にメリットのある仕組みだといえよう。
旅行ついでに依頼された商品を購入気軽さと手間のかからなさが魅力
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TNCアジアトレンドラボ
株式会社TNCが運営する、アジアのトレンドを研究・発信する情報機関。現地の生活者の暮らしや生活習慣に根ざしたトレンドからインサイトを見出し、企業のマーケティング活動の支援を行っています。 http://tnc-trend.jp/
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