【インドネシア】電子マネー「OVO」が人気急上昇中/生活に密着することで利用者を拡大
- 公開日:2019/08/05
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スーパーやデパート、配車アプリ「Grab」と連携2年で利用者を4倍まで伸ばす
配車アプリやEコマースの充実に加え、高速道路や交通機関でのキャッシュレス化が進んだことにより、インドネシア国内でも電子マネーの利用者数は拡大しており、2017年末から2018年3月まででも約3.5倍と急増している。その一方で、電子マネーは事前にチャージが必要という点が中所得者以下の層に受け入れられ難く、未だ現金信仰が根強く残っているのも事実である。その点、OVOは電子マネー(OVO CASH)以外の決済方法であってもポイントが貯まり、そのポイントを決済に利用できることから、これまで電子マネー決済に馴染みのなかった層にも受け入れられやすい。また、他の電子マネーに比べてキャッシュバック率が高いことや、QRコードリーダーのついたアプリの操作性の高さ、スーパーや駐車場等、生活に密着した場面で利用できることが、人気の背景となっている。

本記事はTNCライフスタイル・リサーチャー(http://lifestyle.tenace.co.jp/ )とインテージのグローバル・リサーチャーの共同執筆記事です。
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執筆者プロフィール
TNCアジアトレンドラボ
株式会社TNCが運営する、アジアのトレンドを研究・発信する情報機関。現地の生活者の暮らしや生活習慣に根ざしたトレンドからインサイトを見出し、企業のマーケティング活動の支援を行っています。 http://lifestyle.tenace.co.jp/
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インテージ
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