【タイ】Krungsri Autoが若者に向けた交通ルール啓蒙プロジェクトに取り組む
交通事故死者数アジアワースト1位 深刻な社会問題に
世界保健機関:WHO発表のレポート(2018年)によると、2016年に交通事故死2万人を記録するなど、人口10万人あたりの交通事故死者数アジアワースト1位の水準が続くタイ。この深刻な社会問題を受けて、KrungsriAutoは、ドライバーへ責任ある道路利用の意識を高めるキャンペーン「LET’sponsible」(愛のサイン)を6年間継続している。You Tubeチャンネルにアップロードされたドラマ仕立てのユニークな交通ルール啓蒙動画は、合計視聴回数が1億5,700万を超えるなど高い関心が寄せられている。これらのWEBプロモーション以外にも、バンコクやチェンマイで開催されたデザインウィークとのコラボレーションにより、思わず写真に撮ってシェアしたくなる、能動的な参加を促すクリエイティブなインスタレーションを発表。若者世代が自分ごととして捉えやすい試みを行っている。
本記事はTNCライフスタイル・リサーチャー(http://lifestyle.tenace.co.jp/ )とインテージのグローバル・リサーチャーの共同執筆記事です。
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TNCアジアトレンドラボ
株式会社TNCが運営する、アジアのトレンドを研究・発信する情報機関。現地の生活者の暮らしや生活習慣に根ざしたトレンドからインサイトを見出し、企業のマーケティング活動の支援を行っています。
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インテージ
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- 2020/06/05
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