コロナ前後の中国FMCG市場における消費者の変化
- 発行時期
- 2020年5月
- ページ数
- 23
- リサーチ実施会社
- カンターワールドパネル
- レポート価格
- Free
- 対象国
-
China
内容
本レポートは、アフターコロナに入った中国飲食市場におけるカテゴリーの回復パターンとO2Oデリバリーを含むチャネルの使用変化を、コロナ前・中・後の動きでまとめています。
サマリ
中国FMCG販売成長率は1-3月期にコロナでマイナスも、4-5月には+4.2%(前年同期比)の回復を見せた。ただし、回復パターンはカテゴリーにより異なり、次の4つのパターンに分類できる:1) Growth, 2) Limited Impact, 3) V-shape, 4) U-shape コロナ中&後も伸長が見られるカテゴリー例は、調味料、チーズ・バターなど新たな習慣と新たな消費者をとりこんでいる。 コロナ後V字回復を見せたカテゴリー例は、シリアルやインスタントコーヒー、洋酒など、消費量や生活が元へ戻っていることがわかる。 チャネルについては、ECがコロナ中も+19%の伸びを示し、O2Oアプリ経由の購買は4.3%に達した。 コロナ後マーケティングとして、新たな習慣やブランド購入者のプロフィールの変化を把握し、それに応じたコミュニケーションの変更、またECやO2Oとの連携が鍵となってくる。
調査概要
調査手法:消費者購買パネル調査
調査対象者:中国1-5級都市部居住世帯
問い合わせ先
インテージはKantar Worldpanelと連携し、世界各国の消費者実購買データから市場の変化とそのドライバーを分析し、皆様の海外ビジネスのサポートをしています。本レポートや海外パネルデータについては、こちらのフォームよりお問合せください。