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アジア各国の「結婚」どう違う⁉またそれに伴う消費活動 ~嫁入り?婿入り?資金は?~

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1.はじめに

日本から海外市場を見据えるマーケターにとって、大きな壁となるのが“生活者の背景”まで踏み込んだ理解の難しさです。購買データは取得できても、その根底にある価値観・文化・生活スタイルといった文脈は、情報が乏しく掴みにくいのが現実ではないでしょうか。
この記事では、人生の大きな転機であり、消費行動を大きく変える「結婚」に焦点を当て、アジア各国に根付く文化や慣習を解説します。独身から結婚・出産へとライフステージが移るなかで、消費行動はどう変化するのか。結婚という重要イベントを読み解くことで、アジア消費者をより立体的に捉えるためのヒントをお届けします。

この記事では、インテージ自主企画調査のデータを使用しています。
ライフイベントと資産に関する9か国調査グローバルレポート

2.アジア各国の「結婚」を数字から全体像をつかむ

日本では「人生100年時代」と言われ、晩婚化が進む今、アジア12カ国の結婚事情はどう変化しているのでしょうか。日本とは異なる価値観やライフステージの歩み方を探ります。

(1)性年代別既婚率

そもそも各国の消費者は、何歳で結婚するのでしょうか。データによると、男女ともに30代で既婚率がピークを迎えます。

年代別既婚率(男性)

年代別既婚率(女性)

(2)結婚への興味が強い国は、どこ?

インテージが実施した「興味のあるライフイベント」に関する意識調査によると、日本は結婚への興味・関心を持つ人の割合が最も低く、約3割にとどまることが明らかになりました。
一方で、最も関心が高かったのはインドで、7割超が「結婚に興味がある」と回答し、結婚は人生を左右する重要な儀式と捉えており、盛大に祝う文化が強いことがうかがえます。信仰心が篤く、独自の伝統を重んじる点も結婚意識の高さに影響していると考えられます。
インドネシアでは経済成長に伴い生活水準が上昇し、キャリア志向も高まっています。それでも「結婚は早いほうが良い」という価値観は根強く、7割が結婚に興味を示しました。友人の紹介やお見合い、マッチングアプリでパートナーを見つけるケースが多く、「付き合う=結婚」を強く意識するため、日本のように長期交際を経て結婚するスタイルは一般的ではありません。

興味あるライフイベント

興味あるライフイベント
出典:インテー ジ自主企画調査(9か国ライフイベントと資産に関する調査)

3.アジア各国の「結婚式」はどのように行われるのか 

人生の大きな節目である「結婚」への関心度が高い国では、結婚にかける費用や式・披露宴の規模感にも特徴が表れます。ここでは、各国のデータをもとに、その傾向を詳しく読み解いていきます。

(1)結婚式・披露宴から見える慣習

<カンボジア>
経済成長が著しいカンボジアでは、結婚式・披露宴が非常に豪華であることで知られています。費用は新郎側が全額負担するのが一般的で、なかでも最もお金がかかるのが披露宴です。多くの場合、新婦の自宅近くの道路を封鎖して大型テントを張って実施され、近年のプノンペンなどの都市部では豪華な専用式場の建設も進んでいます。

一般的な会社員の月給が約5万円という中で、披露宴費用は最低でも100万円以上、場合によっては200万円を超えることもあります。結婚式はとにかく派手で、新郎新婦は伝統衣装から現代的なドレスやタキシードまで、数回のお色直しを行うため衣装代も高額になりがちです。
披露宴は出入り自由の食事会形式で、食事を終えると帰る参加者も多く、帰り際にご祝儀を渡すのが習わしです。そのため、ご祝儀額に影響する料理の豪華さは、披露宴の重要な要素となっています。

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カンボジアでは披露宴への出欠連絡を事前に行う習慣がないため、招待状をどの程度配るかは新郎新婦の腕の見せ所です。郵便制度が十分に整っていないことから、基本的に招待状は手渡しで配布されます。

カンボジアにおける結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

<フィリピン>
フィリピンでは、古くから中間層以上を中心に結婚式を挙げる文化が根付いています。費用は新郎が負担するのが一般的ですが、両家で折半するケースも見られます。たとえば、マカティの5つ星ホテル「ニューワールドホテル」での結婚式は、100万〜500万ペソ(約230万〜1,150万円)ほどです。
また、ダンスを踊る新郎新婦の衣装に招待客が安全ピンで現金を留めていくご祝儀スタイル「マネーダンス   」が伝統的な習慣として行われていることもあります。
なお、フィリピンの85%はカトリック教徒で、約400年のスペイン統治の影響が色濃く残るため、結婚は教会に祝福されるべき儀式とされ、結婚式は人生の必須イベントとして位置付けられています。

フィリピンの結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

<ラオス>
ラオスの結婚は、「結婚式の儀式」と「披露宴」の二部構成で行われます。まず午前中に妻側の家で婿を迎え入れる伝統的な儀式が行われ、夜には同じく妻側の家で披露宴が開かれます。
多くの場合、庭にテントやテーブルを設置して行われますが、都市部では専用の結婚式場を利用するケースも増え、より形式的で華やかな披露宴が一般的になりつつあります。

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ラオスの結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

<インド>
結婚式への関心が高いインドでは、多くの人が結婚を盛大に祝うことを望みます。約1週間にわたり宗教的な儀式が続き、さまざまなヒンドゥ   ー形式の祈りを経て、正式に夫婦として認められます。
会場は結婚式場を利用するのが一般的ですが、富裕層の場合は5つ星ホテルや郊外のパレスホテルを借り切ることもあります。会場は華やかに装飾され、プロのカメラマンによる写真・動画撮影は欠かせません。さらに、挙式前には専用の撮影会を行うことも一般的で、人生最大のイベントを美しく残す文化が根付いています。

インドの結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

(2)結納金や式にかかる費用・支払いは誰?

①支払いを負担する人、結婚式にかかる概算費用
さて、結婚が決まると、まず必要となるのが結納金や結婚式に向けた準備です。その費用はどのように捻出され、誰が負担するのでしょうか。各国の状況を見てみると、主に男性が負担する国が7カ国、女性負担が1カ国、両者で分担する国が5カ国と、男性側の負担が大きい傾向が見られます。
また、多くの国では結納金や結婚式・披露宴費用に加え、装飾品(指輪・ブレスレット)、車、土地、衣装など、結婚に関連する支出が多岐にわたることも特徴的です。

結婚式までの費用負担

出典:現地スタッフより

結婚にかかる費用

出典:現地スタッフより

②各国の結納金
結納に必要な費用データが確認できる8カ国を比較すると、最も高額なのはタイで、約1,100万円と圧倒的に高い水準にあります。
次いでサウジアラビアが約375万円となっており、地域による結納文化の違いが顕著です。
一方、最も少額なのはベトナムで約30万円と、国によって結納金の金額差は非常に大きいことが分かります。

結納金にかかる費用

出典:現地スタッフより

③各国の結婚式・披露宴にかかる費用
結婚式・披露宴費用のデータがある4カ国を比較すると、最も高額なのはフィリピンで、約1,150万円と群を抜いています。
その他の3カ国は大きな差はなく、香港が約275万円、ラオスが約266万円、カンボジアが約200万円という結果でした。国によって結婚式にかける費用の考え方や規模感が大きく異なることがうかがえます。

結婚式・披露宴にかかる費用(円換算)

出典:現地スタッフより

④費用面での風習・慣習
②③で紹介した費用面に加えて、各国には結婚にまつわる独自の風習や慣習があり、その違いから文化の特徴がより鮮明に見えてきます。ここからは、いくつかの国のユニークな慣習を紹介します。

<マレーシア>
マレーシアは、マレー系(マレー人)、中華系(華人)、インド系(インド人)などで構成される多民族国家で、それぞれが異なる宗教や文化習慣を持っています。今回は人口の半数以上を占めるマレー系の結婚事情を紹介します。
婚約式や結婚式では贈り物を交換する習慣があり、男性側が女性側より多く贈るのが一般的です。なかでも興味深いのは、結納金の相場が学歴によって変わる点で、たとえば大卒(学士)の場合はRM12,000〜15,000(約36万〜45万円)が目安とされています。
また、結婚証明書には結納金の金額と、宗教(イスラム)的に定められた持参金の額が明記されるという特徴もあります。

マレーシアの結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

<サウジアラビア>
世界有数の石油大国であるサウジアラビアでは、結婚に至るまでの準備において、男性側が多くの資産を用意するのが一般的です。
男性から女性へ贈られる「マハル」と呼ばれる現金は、20,000〜100,000 SAR(約75万〜375万円)が相場とされています。
さらに、マハルに加えて装飾品を贈る習慣があり、ゴールドの指輪やブレスレット、ネックレスなどが定番です。サウジアラビアではダイヤモンドよりも金のアクセサリーを好む傾向が強く、結婚における贈答品にもその文化が色濃く反映されています。

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サウジアラビアの20代男性は、「将来の結婚に向けてお金と家を準備しておきたい」と考える傾向が強く、結婚資金の多くを男性側が担います。一方で、女性が結婚時に準備する資金はほとんどありません。

サウジアラビアの結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

<タイ>
派手でゴージャスな結婚を好むタイでは、結納金は「新婦の価値を示すもの」として重視されています。新郎側の家族から新婦側へ贈られる結納金は、100万〜数100万バーツ(約370万〜1,100万円)にのぼることも珍しくありません。
さらに、現金や金塊、金のアクセサリーに加え、新居となる家やマンションの写真を用意します。
また、結納金を十分に準備できない家庭向けに、婚約式用の現金や金塊を“レンタル”できるサービスが存在するというのも、タイならではの興味深い文化です。

各ライフステージに向けて、金・金塊を持ちたいタイミング

各ライフステージに向けて、金・金塊を持ちたいタイミング
出典:インテー ジ自主企画調査(9か国ライフイベントと資産に関する調査)  

<台湾>
日本と同様に晩婚化が進む台湾では、結婚は「個人同士」ではなく「家と家」の結びつきとして捉えられています。結婚の際には、新郎側が新婦側へ「聘金(ピンジン)」と呼ばれる金銭を贈る習慣があり、これは「大聘(ダーピン)」と「小聘(シャオピン)」の2種類に分かれます。
一般的な相場は、大聘が36万元(約160万円)以上、小聘が10万元(約45万円)以上とされています。大聘はいわゆる嫁入り道具にあたり、家具・寝具・家電・車、さらにはゴールドのジュエリーなど、幅広い品が含まれます。

台湾の結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

4.結婚に伴う消費行動 ~結婚を機に準備、購入するもの~

結婚を機に準備、購入するものには、国によってどのような違いがあるのでしょうか。

(1)結婚後の住まい(嫁入り・婿入り・親と同居)

日本では「婿入り」は約5%と少なく、「嫁入り」が大半を占めていますが、アジア各国では事情が異なります。結婚後の姓や生活拠点からも、文化や価値観の違いが見えてきます。

カンボジアでは、夫婦別姓が一般的で、結婚後は妻の家族と同居するケースが多く見られます。叔父・叔母など親族を含めた大家族で暮らす家庭が多いのも特徴です。
また、前項でも触れたとおり披露宴に多くの費用をかける文化が根強いため、結婚後は妻の実家で生活しつつ貯蓄をし、いずれ郊外に家を購入するという新しいライフスタイルが広まりつつあります。

インドでは、地域差はあるものの見合い結婚が一般的で、結婚後は両親や親戚を含む大家族と同居することが基本とされています。家族の結びつきが強く、結婚=家同士の関係の始まりという意識が色濃く残っていると考えられます。

ラオスでは伝統的に婿入り文化が主流で、結婚後に新郎が妻の実家に入って同居するケースが多くあります。
現在も農村部ではこの習慣が根強く残る一方、都市部では新婚夫婦だけで暮らすスタイルも増えてきました。
また、ラオスには新婚旅行という習慣はなく、結婚指輪も必須ではありません。若い世代が購入することもありますが、一般的な風習として定着しているわけではないようです。

ラオスの結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

では、結婚し新生活を始める際の「住まい」についてはどうでしょうか。
インテージ自主企画調査(ライフイベントと資産に関する9か国調査グローバルレポート)のデータによると、インドネシアでは結婚のタイミングで土地付きの戸建て住宅を購入したいと考える人の割合が最も高いことが示されています。

ライフステージに向けて、自分が住むための戸建てを持ちたいタイミング

各ライフステージに向けて、自分が住むための戸建てを持ちたいタイミング
出典:インテー ジ自主企画調査(9か国ライフイベントと資産に関する調査)  

ジャカルタ市内は土地が高いため、郊外に戸建て住宅を購入して通勤する人が多くみられます。また、インドネシアでは住宅ローンの返済期間が比較的短く、15年程度で完済できる点も特徴の一つです。

インドネシアの結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

香港の住宅は世界的に見ても価格が高く、部屋が非常に狭いことが多いため、結婚後の新居は主に次の3パターンに分かれます。
①    ローンで購入する
②    両親と一緒により広い部屋に住み替える
③    親の家で一部屋を間借りする
なお、まとまった資金がある場合は、頭金で複数の部屋を購入して家賃収入でローンを返済し、ローン完済後には資産価値のある不動産を複数保有するケースもあります。

各ライフステージに向けて、自分が住むためのマンション・アパートを持ちたいタイミング

各ライフステージに向けて、自分が住むためのマンション・アパートを持ちたいタイミング
出典:インテー ジ自主企画調査(9か国ライフイベントと資産に関する調査) 

香港は家賃が高いため、家賃を払い続けるよりも購入してローンを返済し、老後の資産として不動産を持つことを選ぶ人もいます。
不動産は香港人にとって投資の意味を持ち、資産形成において大きな役割を果たしている点も注目されます。

香港の結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

(2)結婚するならば、車も必要?

日本人は「結婚」や「子どもを持つ」といったライフステージの変化に伴い、「車」に対する関心が徐々に高まります。
一方で、中国人、香港人、スウェーデン人、インドネシア人は「結婚」のタイミングで「車」に対する関心が前のライフステージと比べて10ポイント以上伸びる傾向が見られます。

各ライフステージに向けて、車を持ちたいタイミング

各ライフステージに向けて、車を持ちたいタイミング
出典:インテー ジ自主企画調査(9か国ライフイベントと資産に関する調査)  

結婚は、家族構成や居住場所の変化に伴い、車の購入を検討するタイミングでもあります。
インテージ自主企画調査(ライフイベントと資産に関する9か国調査グローバルレポート)のデータによると、中国では結婚の際に車を購入したいと考える人の割合が最も高いことが分かります。
中国では、大学卒業や就職を機に車を購入する人はほとんどおらず、教習所も学生時代ではなく結婚後に通うケースが多いのが特徴です。
実際に街中では、学生や若年層向けのコンパクトカーはほとんど見かけず、BMW・ベンツ・アウディの頭文字を取った「bba」という言葉が流行るほど、これらの高級車がよく目に入ります。

車の保有率(日本、中国・香港・アメリカ)

車の保有率(日本、中国・香港・アメリカ)
出典:インテー ジ自主企画調査(9か国ライフイベントと資産に関する調査) より抜粋

なお、「bba」は単なる憧れではなく、実際に売れている車種です。自動車情報ポータルサイト『汽車之家』が発表した販売台数ランキングでも上位を占めています。

中国の結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

(3)金・金塊・ジュエリーへの関心

①金・金塊
結婚は次のライフステージに向けて資産運用を考え、見直すきっかけにもなります。では、各国での金・金塊の保有状況はどうでしょうか。
インテージ自主企画調査(ライフイベントと資産に関する9か国調査グローバルレポート)のデータによると、ベトナムでは金・金塊の保有率が高いことがわかりました。
ベトナムでは旧暦1月10日が「富の神様の日(Ngày Vía Thần Tài)」とされ、この日に金を購入すると、その1年は商売繁盛でお金に困らないと伝えられています。そのため、多くのベトナム人がこの日に宝飾店で金を購入します。
また、金は安定した資産と考えられており、誕生日などの祝い事で子どもから親へ渡されることもあります。


 

保有している資産(9カ国)

保有している資産 
出典:インテー ジ自主企画調査(9か国ライフイベントと資産に関する調査)

なお、ベトナムでは資産を銀行に預けず、金に換えて自宅で保管していたいと考える人が多くみられます。

ベトナムの結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

②ジュエリー
上述の3(2)の表でご紹介したように、ベトナム、フィリピン、インドネシア以外の国では、結婚を機にジュエリー(指輪やブレスレット)を購入する風習があることが分かりました。
特にタイでは、結婚や子どもの誕生などの節目に、親族から金(ゴールド)のネックレスやブレスレットを贈られることが多いです。

タイの結婚と資産に関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。

5.まとめ

今回はアジア各国の結婚と資産事情について、インテージ独自のデータをもとに紹介しました。
人生における大きな転機である結婚を通じて、各国の文化や慣習を理解し、資産形成の考え方を把握することは、海外市場でのビジネス展開を考えるうえでも非常に重要です。



  • Intage Inc

    編集者プロフィール
    チュウ フォンタット

    日本在住14年目マレーシア人リサーチャー。ASEAN各国の調査を多く担当しています。

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    「出典: インテージ 調査レポート「(レポートタイトル)」(●年●月●日発行)」
    「出典:Global Market Surfer ●年●月●日公開
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