
床置き型エアコンも住宅に
日本では住宅用のエアコンと言ったら、ほとんどの場合は壁掛け型のエアコンのことを指す(一部の高級住宅にはカセット型エアコンもみられる)。床置き型のエアコンはどちらかといえば業務用のイメージがある。ところが、中国では、壁掛け型エアコンはもちろん、床置き型のエアコンも一般的な住宅用にも使われている。 壁掛け型のエアコンは幅広く使用されていて、寝室やリビング等に設置されている。一方で、床置き型は基本的にリビングに設置される。壁掛け型と比較して、床置き型は床の空間を占める一方で、構造上より水平方向に送風でき、一般的な壁掛け型エアコンよりも風量も大きいので、より早く室温を下げる効果がある。そのため、面積が広いリビングや、家族が一緒にリビングにいる時間が長い家庭では、床置き型を採用する事例もかなりある。 また、日本ともうひとつ違うところは、室外機の置き方だ。これについては、第4回でも説明した通り、日本では、基本的にベランダに設置することが多いが、中国では、どんなに高いマンションでも、外壁に設置することが多い。
外壁につける室外機 (出典:生活者データベース(Consumer Life Panorama))
Consumer Life Panoramaとは
世界18カ国1,000名以上の生活者のビジュアルデータを蓄積した、ウェブサイト型データベース。住環境を閲覧できる3Dモデルや、各生活者の保有アイテムを撮影した2Dデータが多く搭載されており、文字や数字だけでは把握しづらい海外生活者の理解に役立つ。
本コラムで引用したようなビジュアルデータを用いて、
・海外生活者の属性別の違いを比較する
・カテゴリーの使用実態をリアルに把握する
・ターゲット生活者のライフスタイル全体を理解する
等、「現地に行かない」ホームビジット調査として活用が可能。







